会社にプライベートを捧げる働き方があたりまえの時代が長かったから、出世する人は長時間労働する人たち、というイメージがあります。実際に、会社にプライベートを捧げて長時間労働をしない/できない人は出世しづらくなる人事の仕組みもありましたし、今も多くの会社ではそうなっています。
しかし、人事の仕組みは次第に改善されつつあります。たとえば、育児のための時短勤務をしている人も通常勤務の人と同じように評価をする、という会社も増えています(「共働き時代における企業の人事施策アンケート」労政時報3914号)。働く時間は減っていますが、その分を生産性で取り戻すことができれば、今まで以上の評価を得ることも可能になっているのです。
ということは、自分の時間を捧げつくさなくても、長時間働いたのと同じだけの成果を出せば同じ評価を得られるということです。たとえば仕事のスピードをあげる≒生産性をあげることで、出世の近道を作れるのかもしれません。企業もそのような取り組みに前向きになりつつあるからなおさらです。
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